不動産ブログ
最近、不動産投資などが身近になりつつありますが賃貸経営のひとつに
良い管理会社を選ぶことにより、収益がだいぶ違うのはご存知でしょうか。
管理会社にも管理受託に基づく賃貸管理とサブリース方式による管理がありますが
今日はサブリース方式について簡単に仕組みを教えます。
サブリース方式とは不動産会社が貸主から賃貸物件を一括で借り上げ、
入居者に転貸する契約のことです。
サブリース方式による管理を行うことで貸主は効率的に専門的な賃貸管理を
行うことができるとともに、空室リスクの軽減や賃料保証などがあります。
しかし、サブリース会社が保証する家賃は入居者が支払う家賃よりも低い設定となります。
保証される家賃は相場の80%から90%と言われていますがそれ以下かもしれません。
サブリース方式は安定した収入が得られ収支計画が立てやすいのですが、
賃料の減額がデメリットとなります。
また、サブリースでは最高30年長期保証とうたっていますが、2年くらいから
定期的な賃料の改定を定めるところがじつは多いのです。
まずはメリットデメリットを見てみましょう。
メリット
① 空室リスクや滞納リスクを回避できる。
② 家賃収入の安定
③ 入居者トラブルで訴訟の当事者にならない。(入居者トラブルに強い)
デメリット
① 家賃収入が最大化とならない。
② 入居者を選ぶことができない。
③ 解約時のトラブルが多い。
サブリース方式による管理の特色にはメリット、デメリットがあるので
自身の物件はサブリースと管理受託とではどちらが合っているのか見極めて下さい。
サブリース会社の取り分が多ければ物件所有者の取り分がすくなくなるので
これば利益相反の関係といえるでしょう。
自己経営でも収益が見込める物件ならなおさら注意しなければなりません。
更新日時 : 2019年06月11日 | この記事へのリンク :